トラブルだらけの1日、
そんな日もある
どんな仕事を担当していますか。
製造設備のトラブル対応や作業効率化方法の検討、新規に導入予定の設備の仕様検討、新規検査システムの検討を行っています。
現場を覗いてみると、コンタクトレンズは様々な機械によって作られています。コンタクトレンズを製造する上で製造設備は非常に重要な存在です。製造数の増加に伴って設備の台数も増えているため、トラブル対応だけで1日が終わってしまうような日もあります。しかし、製造現場の方に感謝されたり、効率が上がった様を実際に見たりすると、非常にやりがいを感じます。
学んだことが
直接活かせているわけじゃ
ないけれど
どんな学生時代を送っていましたか。
大学時代は機械工学を専攻し、そのなかでも医療機器に関わる研究がしたいと考え、液体や気体の流動メカニズムを研究する研究室に所属していました。
流体工学研究室が唯一、医療機器に関わることができたからです。具体的には、目の硝子体と呼ばれる組織が濁った際に行われる、硝子体手術時の眼球内の流動解析を研究していました。
正直、今の業務内容とはかけ離れていて、直接学んだことが活かせているわけではありません。しかし、物事の考え方や取り組み方を学ぶ上で研究室は非常にいい環境でしたし、研究に力を入れることは仕事をするなかで非常に役立つものではないかと思っています。
身近で重要な製品を
作りたい
シードに入社した理由を
教えてください。
大学生のときに緑内障を疑われ、眼科医療に関わる仕事に就きたいと考えたのが大きな理由のひとつです。
眼科医療を主軸に就職活動を行うなかで「目に関わる身近なものは何だろう?」と考えたときにパッと浮かんだのがコンタクトレンズでした。目の悪い方にとってコンタクトレンズは生活必需品のひとつです。
身近で重要なものを作ることは非常にやりがいがありそうだと思い、聞き覚えのあったシードを調べました。そこで、シードが国産にこだわり、高品質なコンタクトレンズを提供しようと日々尽力している会社だと知り、自分もそんな環境でたくさんの方々に喜んでもらえる製品を作りたいと入社を決めました。
スキルは人生を楽しくする
シードでの目標や
叶えたい未来を教えてください。
会社は人生の半分以上を過ごす重要な環境のひとつです。その環境で自分のできることが少なければ、人生の大半をつまらなく過ごしてしまうことになるでしょう。仕事を、人生を楽しくするためには、個人のスキルを磨くことが重要だと考えています。
今、私はスキルアップのため、メーカーに依頼するような大きな機器のトラブルをメーカーの方と相談しながらではありますが、自分の力で解決しようと取り組んでいます。スキルアップは仕事のモチベーションに直結する部分なので、日々できることを増やし楽しい人生にしたいです。