当社の最大の強みは、自社で一貫した生産体制を構築している点です。原料の調合からコンタクトレンズの金型製作、販売戦略から営業活動まで、全てを自社で一気通貫して担うことで、「Made in Nippon」の大きな安心感と高い品質を保つことができます。また、自社で全て行えるからこそ、時代やマーケットによって細かく異なる需要に対しリードタイム短く、迅速に応えることができます。これは他社との差別化において大きな強みであり、シードが競合優位を保てる一番の理由でもあります。
先進国では特に、デジタルデバイス(PCやスマホ)の普及による近視人口の増加は止まりません。10歳未満でコンタクトレンズと出逢った場合、70代後半まで使い続ける可能性もある医療機器だからこそ、安全性が第一。だからこそ国の認可も必要で、簡単には参入できない事業だというのも、コンタクトレンズ事業のポイントの一つ。目は皮膚のように、自力で再生することはないデリケートな臓器です。視覚情報から得られる情報量を最大化することで、人間の生活の質を下げない。この目標に向けて、これからも需要の高まり続ける様々な用途のコンタクトレンズを世界に向けて提供していきます。