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社員インタビュー

INTERVIEW

挑戦の先にこそ、
大きな喜びがある

R.T.
R.T.

デバイス技術部
2022年入社
理工学部 システム創成工学科 卒業

01 | どんな仕事を担当していますか?

内蔵基板の開発と
大量生産を実現する製造自動化

スマートコンタクトレンズに内蔵される基板の開発を行っています。装用感の観点からコンタクトレンズ自体が厚くなることを避けるため、内部パーツも可能な限り薄化しなければなりません。機械的耐久性などの要求事項を満たしつつ、可能な限り薄化することを目標として*MEMS技術を導入し、製品化レベルのスマートコンタクトレンズ専用のフレキシブル基板を開発することが私の使命です。また、自動製造ラインを構築する業務も行っています。
現在、スマートコンタクトレンズは完全なオートメーションで製造はされていませんが、今後の需要の高まりと労働者不足を考慮すると、現行方式では限界があります。製造現場の省人化、大量生産を実現するため製造の自動化、AI導入による品質管理自動化等に取り組んでいます。

*「微小電子機械システム」のことで、電子回路と機械的に動作するアクチュエーターやセンサーが組み込まれた立体構造で構成されるもの

02 | 仕事のやりがいを教えてください

まだ世界に無い、
刺激的な先進技術の開発に携われる

スマートコンタクトレンズは、成長途上の製品です。開発中に新たな課題が発生すれば、その解決に取り組む必要があります。たとえば、既存技術をスマートコンタクトレンズの一部に使用したいと考えた場合も、コンタクトレンズサイズでの実績がなかったり、私たちの求める要件での実例がなかったりすることがあります。その場合、外部企業・研究機関などの専門知識を有する人々との連携により、課題になりそうな項目を先行的に予測したうえで、実証実験を実施し、軌道修正をしていきながら素早く開発を進めていきます。それらの課題を一つ一つ解決することが難しい点でもあり、やりがいを感じる点でもあります。​

03 | 印象に残っているエピソードを教えてください

スイスで過ごした期間は
とても刺激的でした

自分が作製したスマートコンタクトレンズが動作したときのことは、強く印象に残っています。Triggerfish®の開発・製造を行っているスイスの子会社に短期間赴任し、スマートコンタクトレンズの作製方法を学びました。初めての海外渡航であり、興味深い技術を学べたことから、スイスで過ごした期間は印象に残っています。
帰国後、実際に一人でレンズを作製し、動作していることが分かったときは大きな喜びを感じるとともに、スイスで学んだことが身についていることに安堵を覚えました。また、スマートコンタクトレンズの自動製造ラインを検討するなかで、検討を重ねた工程の試作機が具現化できたときも、大きな喜びが得られました。

04 | 今後、チャレンジしてみたいこと、また、将来に向けてのキャリアビジョンを教えてください

スマートコンタクトレンズの
量産化と世界展開

現在、私はスマートコンタクトレンズとその生産ラインの開発に携わっており、これらを実際の製品や生産ラインとして稼働させることを目標としています。その過程で多くの技術課題に直面することが予想されますが、その一つ一つに対して原因究明や解決策の検討を諦めずに取り組んでいきたいと思います。また、チームメンバーと上下関係でなくフラットな関係性において話し合いを進めることで、クリエイティブかつイノベーティブな解決策の創出を促進したいと考えています。
将来的には、構築した製造ラインが多種多様なスマートコンタクトレンズの製造に対応できるように進化を重ね、国内外を問わずその生産ラインを設置することを目指しています。これにより、スマートコンタクトレンズが世界中の多くの人々に届くような環境構築の一助となりたいと考えています。

1日の仕事の流れ

10:00
出社(フレックス)
出社後、チャット・メール、1日のスケジュールを確認する。
11:00
打ち合わせ
前日の打ち合わせを基に確認や報告を実施する。
部内メンバーから意見をもらう。
13:00
昼食
オフィス周辺のお店に同期とランチ。
帰社後は、午後の打ち合わせの資料を確認する。
14:30
共同開発をしている企業で実験
共同開発をしている企業を訪問し、試作機を使用して実験を行う。
必要に応じて、先方とミーティングを実施する。​
17:00
実験データの整理
本社に帰社後、実験データを整理して部内に進捗状況を共有する。
18:00
WEB会議
週に1度、スイスの子会社とWEB会議。
19:00
退社(フレックス)
期限が差し迫っているタスクが無ければ、次の日のスケジュールを確認して退社する。