SEEDについて

コンタクトレンズの市場

日本におけるコンタクトレンズの装用人口は約1,800万人といわれており、約20年で2倍にも増加しています。また、PCやスマートフォン、タブレット端末、テレビゲームなどの普及で「眼」は酷使される環境となり、今後も日本国内のコンタクトレンズ装用人口は微増していくことが見込まれます。

現在、日本国内のコンタクトレンズ市場規模はメーカー出荷ベースで約2,000億円強と、アメリカに次ぎ世界第2位の大きなマーケットとなっています。これは、従来のスタンダードであった1年から2年間を目安に交換するコンベンショナルレンズから、1ヶ月や2週間の定期交換レンズ、そして1dayの使い捨てレンズが普及したことが大きな要因です。シードは長年培ってきた品質と技術力、研究開発力、営業力で使い捨てレンズを中心に国内の更なるシェア拡大を目指します。

コンタクトレンズの市場規模は世界第2位

会社について

1951年にシードがコンタクトレンズの研究を開始して以来、当社のコンタクトレンズ事業の歩みは日本のコンタクトレンズの進化の歴史といっても過言ではありません。しかし、1991年に外資系メーカーが使い捨てコンタクトレンズを日本に導入し始め、国内メーカーは大変な衝撃を受けました。当時、使い捨てレンズは「モノを大切にする日本人の習慣にはそぐわないであろう」と思われていましたが、簡便であることなどが受け入れられ、一気にシェアを伸ばし、約10年という短い期間で従来型のコンベンショナルレンズと使い捨てレンズの売上が逆転しました。

国内メーカーは、早期に大量生産する技術を確立できずに外資系メーカーに市場を奪われる結果となりました。シードも例外ではなく非常に厳しい時期もありました。しかし、そこで諦めることなく、長きに渡りコンタクトレンズを開発してきた技術力、研究開発力を活かし、シードは新たな挑戦を始めました。

2009年に国産初の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1day Pure」を発売。売上は発売初年度の になった。

2007年には使い捨てレンズの研究開発・製造拠点となる「シード鴻巣研究所」を設立。そして、2009年には国産初の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1dayPure」を発売することが出来ました。現在は「シード 1dayPureうるおいプラス」にバージョンアップを行い、その売上は発売初年度の約4倍と、国内でのシェアを伸ばしています。

今後も景気や社会情勢など目まぐるしく変化する市場環境に的確に対応し、国内外での競争力を強固なものにしていきます。

2009年に国産初の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1day Pure」を発売。売上は発売初年度の になった。

シードの国産品質のこだわり

これまで培ってきた技術力および研究開発力を活かし、素材開発から生産技術の構築までをすべて自社で行った国産の1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「シード 1dayPureうるおいプラス」や「シード 1dayPureうるおいプラス乱視用」、「シード 1dayPureマルチステージ」といった製品は、シードの国産品質へのこだわりをあらわした技術の結晶です。これらはどのメーカーよりも製作範囲度数が広く、お客様のニーズにきめ細かく対応できるOnly Oneの製品です。(シード調べ)

2014年8月には新たな生産拠点となる2号棟が完成。そして、2016年6月には新素材・新機能レンズなどの応用研究のために研究棟も新設。また、2017年9月には、さらなる製造能力の向上、新製品製造のための3号棟も完成し、多品種少量生産に対応しながらも、安定した製品供給が可能となりました。

シードの海外展開

国内のコンタクトレンズ市場は、今後しばらくは成長を続けるものと予想されますが、長期的に見れば、日本国内の少子高齢化や人口減少が一層加速することは周知であり、海外市場におけるさらなる販路開拓・業容拡大が成長を継続させるうえで、非常に重要な課題になっています。

シードでは「世界に通用する『日本のシード』へ」をスローガンに掲げ、“ Made in Nippon”の品質力を武器に、今後コンタクトレンズの需要が高まるであろうASEANをはじめとするアジア地域やヨーロッパなどにも販路を拡大しています。2011年からスタートした海外展開は、2017年までの6年間で24の国と地域に展開をするまでに成長しました。今後も海外展開に積極的に挑戦して行きます。